金型内部の応力軽減で、寿命・精度が向上
金型の定期的な加振処理で応力を軽減
金型の歪みを抑え、寿命を伸ばします
アルミダイカスト・鋳造金型の表面はその生産1ショット毎に加熱(膨張)、冷却(収縮)が繰り返えされ応力が蓄積しヒートチェックが発生します。
そこでバイブロダイン処理では、その半分程度のショット数毎に金型を定期的に加振処理し応力を軽減、金型の寿命を伸ばします。
また同時に金型の歪みを抑えることによって、製品の精度を保つことが可能です。
金型の加振による、寿命・精度向上の事例
業種 | 部品名 | 重量(kg) | 材質 | 目的・効果 |
---|---|---|---|---|
ダイカスト | アルミダイカスト金型 | 500 | SKD-61 | ヒートチェック予防、製品精度向上、金型製作時および稼動後定期的に、また溶接補修時に処理し型寿命の延長 |
金型製造 | プラッスチック成形金型 | 2,000 | SKD-61 | 加工前後に処理し加工精度の向上と工数の低減 設計変更等による肉盛溶接時に処理し歪みの予防 |
この他にも多くの適用が考えられます、貴社の問題についてご相談ください。
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