プラスチック成形金型(大型)の肉盛補修
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金型を成型機から降ろさず、必要箇所だけ肉盛補修が可能
金型の総重量が約10トンあり、成形機から降ろし再度セットするのに手間がかかっていました。
また金型の温度が室温に下がってから肉盛補修および精密仕上げを行なった時の寸法精度と、補修後金型を成形機にセットして成形温度まで金型の温度を上げた時の寸法精度に、金型の熱収縮・膨張のわずかな差があり、再度バリが発生することがあります。
デポシリーズによる改善例

ワーク | ルームエアコンのケース成形用金型 |
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総重量 | 約10トン |
1. 余分な肉盛金属がわずかで、仕上げ加工が不要
どのような姿勢でも肉盛りでき、余分な肉盛金属がわずか。
仕上に機械加工を必要とせず、リュータ、ヤスリ、油砥石等での手仕上げが可能です。
仕上に機械加工を必要とせず、リュータ、ヤスリ、油砥石等での手仕上げが可能です。
2. 金型を成型機から降ろさず、肉盛補修が可能
装置はポータブルで100V電源のみで処理が可能。
金型を成型機から降ろさずに金型の温度が上がったままの状態で、成型機内に入り肉盛補修することができます。
金型を成型機から降ろさずに金型の温度が上がったままの状態で、成型機内に入り肉盛補修することができます。
3. 作業効率が大幅に向上
金型の温度が下がっていないため、すぐに製品の試し成形ができ、バリの発生の有無と補修の完了の確認が容易です。
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アーク放電により電極材をワーク表面に移行・堆積させる、まったく新しいコーティング・肉盛装置です
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