プレス加工時のカス上がりを防止
ダイ・パンチのコーティング処理で、耐摩耗性・耐焼付性が向上
ダイおよびパンチにタングステンカーバイドをコーティング処理することで、耐摩耗性・耐焼付性が付与され、パンチを抜く際の抜き板の持ち上げ、圧着を防止します。
特にステンレス、アルミなどの粘り気のある素材に対して非常に効果的です。
ダイ・パンチのコーティング事例
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パンチへのコーティング処理例 1
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パンチへのコーティング処理例 2
プレス加工のカス上がりの要因・問題点
1 | バキュームによる吸着 |
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2 | 抜きカスのカエリ等によるパンチ切刃への吸着 |
3 | 油膜による吸着 |
4 | パンチの磁力(残留磁気)による吸着 |
5 | ダイの圧縮空気による押上げ |
これらの要因に対して、パンチ切刃の加工、パンチにエアー穴をつける(エアブロー)、パンチにエジェクターピンをつける、パンチの食い込み量を大きくする、ダイ切刃をオールテーパーにする等の対策がありますが、パンチおよびダイスの交換・設計変更・機材調達にコストと時間がかかります。
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